吹付タイル(複層仕上げ塗り材)

外壁塗装の仕上げの際、中塗材と上塗材で異なる材料を塗ることを「複層仕上げ

といいます。

シーラ一、主材、トップコートという三つの要素で構成されています。

シーラーには、塗料の密着力を高める働きがあり、また塗料が素材に吸い込まれ、均質化してムラになるのを防ぐ効果もあります。ほかに、基材にセメントが使われている場合に析出するアルカリ成分と同様に、基材から析出して塗膜に悪影響を及ぼす成分をシャットアウトするというメリットがあります。

主材は、平吹きや玉吹きにより模様を形成するものを指します。主材には外装薄塗材Cや防水形外装薄塗材E、複層吹付材Eなどさまざまな種類があり、中でも使用量が多いのが複層吹付材Eです。

主材に塗布されるトップコートには、外壁の表面に色調・光沢を与えるものですが、直接紫外線を浴びる部分でもあるため、外壁の耐久性を左右する箇所でもあります。

従来はコストパフォーマンスの面から耐水性のあるアクリル系樹脂が人気でしたが、近年はアクリルウレタン樹脂やアクリルシリコン樹脂が使われているものも増加傾向にあります。

今後は多少値が張るとしても耐久性の高いトップコート材を使用して、将来的なコストダウンを図る流れになると予想されます。