塗装方法その1直接法

塗装方法は塗料を直接塗る物に移行する直接法と、霧にして移行する噴霧法とに大別で

きます。塗装方法には長所短所があり、適材適所に選ぶことが大切です。

  • 液膜を転写する高速塗装:塗装方式にはロールコーターとカーテンフローコーターが

使用されます。ロール方式は、塗料を巻き上げ均一液膜に加工できます。一方カーテン方式は塗料をポンプでヘッドへ吸い上げ、隙間から押し流し液膜カーテンに加工できます。塗る物の形状には制限があり、平板の連続塗装に適します。

  • ディッピング方式としごき塗り:塗料槽に塗る物をどっぷり漬け引き上げて乾燥させる

ディッピング方式(浸漬塗り)と、塗料を押し込むしごき塗りとに大別されます。ディッピング方式は水道バルブのような熱容量の大きい鋳造品等の塗る物に適します。しごき塗りは薄く何回も塗るという古来からの技法であり、鉛筆・釣り竿・電線等、棒状のものを均一に塗るのに適しています。

  • メッキの原理で塗る水性塗装:電気化学をベースとする塗装方法が電着塗装(塗る物を

有機被膜で覆う)です。電着塗装は導電性のある塗り物に適用が可能です。

  • 刷毛塗りとローラ塗り:刷毛塗りは古くから用いられている塗装方式で、基本手順は塗装全般に通じるポイントです。乾燥の遅い塗料は刷毛塗りに適します。塗り方の基本は

➀含み➁配り➂ならし➃刷毛目通しの四段階です。ローラ塗りは、刷毛と工具が違うだけで塗り方の基本は同じですが、一動作で刷毛よりも幅広く塗れるので、ならしの作業が早くできます。

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